VSE モーター交換(M-9⇒D-2) 4-1(D-2&道具たち)
シリーズものは内容が少し違っても、枝番「1」のところに分類してあります。
M-9というモーターなのですが、走っているうちにショートしてしまいます。
構造上の問題を指摘している方もいらっしゃいますが、私にはそこまで分かりません。
最初にこの件で記事を書いたのは 4/26。
ですが実際は、記事にする前から問題は起こっていましたので、約一ヵ月近く、問題が続いていることになります。
「素人だから直すにも限界があるよ・・・」
直すといっても、出来るのは外側から掃除することくらい。
カバーで覆われているモーターなので、それ以上は何も出来ないのです。
注油や通常の清掃、そして超音波洗浄器までも使いましたが、期待した効果は得られませんでした。
そこで発想の転換をしました。
そう、モーターの交換です。
後継(交換用?)モデルとして、M13というモーターが出ているようですが、ずっと欠品が続いています。
なので、違う方法で交換を試みました。
「imon」の両軸モーター、「D-2」です。
ネット時代は本当に便利です。
先人の方々の情報が無ければ、交換に踏み切るどころか、この存在すら、知ることもありません。
しかし見ての通りただの両軸モーターなので、このまま交換するだけにはいきません。
フライホイールを付け替える必要があります。
今回、これが大問題でした。
交換作業で活躍してくれた道具たち。
右上の二つはペンチ、その左がワイヤーカッター。
ペンチの下が、ピニオン抜き(ピニオンリムーバー)、M-4ナット、バイス(万力)。
ピニオン抜きの下が、ピアノ線。
その左がフライホイールを外したM-9 モーターです。
これらの道具がなければ、今回の作業を成功させることは出来ませんでした。
このような道具を発明した方たちにも、本当に感謝します。
今回の作業で、ピニオン抜き、ワイヤーカッター、ピアノ線を購入しました。
以下の写真は、ピニオン抜きです。
本来は、モーターからピニオン(ギア)を抜くための道具ですが、それを使ってフライホイールを抜きました。
こちらは、ワイヤーカッター。
後述しますが、通常の交換なら必要ないモノです。
しかし私には、これらが必要となりました。
同時に、太さの違うピアノ線も購入。
今回使ったのは、1.0Φ の方です。
4-2 では、いよいよ作業に取り掛かります。
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