キハ 66(MA) どこの部品?
キハ66(マイクロエース(以下MA))です。
フライホイールということもあって、とてもスムースな走り。
私のお気に入りの一台です。
以前に一度メンテをしたのですが、それから逆に走りが悪くなりました。
そして何故が部品が余っています(笑)。
手前にあるのが、その部品。
かたち的に、台車とモーターを繋ぐシャフトのあたりだと思われます。
早速、分解していきましょう。
だ
ボディと下まわりは、軽く上に持ち上げるだけで取れます。
簡単すぎて、逆に不安になるくらいです。
下まわりのカバー(青い部分)を外すと、モーター及び台車が出てきます。
MAの場合、ここまで外さないと台車が下まわりから外れません。
ん?
シャフトが外れています。
これではキチンと走るわけがありません。
あと、余った部品と同じようなものが、台車に付いています。
かたち的には、台車とシャフトのジョイント部分のようです。
台車の外し方は、上面をマイナスドライバーか何かでこじ開けるようにします。
上面が「抑え」になっているので、そこを外せば台車が取れるようになっています。
台車から、上面を外したところ。
マイナスドライバーとピンセットを使って外しました。
まずは、外れてしまったシャフトをはめ直しましょう。
これがシャフトです。
左右に可動式のジョイント部分が付いています。
これが、実にやっかいなのです。
モーターのフライホイール部分と台車の両方を接続するのに、
このジョイント接続部分の向きを整えなければいけません。
しかし、可動式なのでくるくると回転してしまうのです。
「何で、回っちゃうんだよっ!!」
なかなかハマらず、思わず愚痴が・・・。
実はこれ、私の苦手作業の一つなんです。
見ずらいですが、フライホイールの中は、ジョイントの出っ張りがハマるように「受け」があります。
そこに上手くハマるようにジョイントの可動部分を整え、押し込みます。
しかし押し込む角度によっては、可動部が動いてしまうため上手くハマらない・・・」。
さらにジョイント本体が邪魔になって見ることが出来ないため、勘で押し込むしかないのです。
やっと、本当にやっとハマりました・・・。
この状態になるのに、何分かかったことか?
特別な器具があるなら教えてほしいです。
そのまま、反対の台車を外しましたが、あれれ?
余っていた部品と同じようなものが付いています。
何故だ・・・?
疑問符が頭の中で回ったまま、台車を付け直します。
ジョイントを先に台車に付けてしまうと、フライホイールの方を上手く付けることが出来ません。
ジョイントを一旦外し、フライホイールに先に付けるようにします。
せっかく付けたのに、トホホです。
絶縁用に、モーターにはこのような透明なカバーが付いています。
危うく付け忘れるところでした。
あっちを付ければ、こっちが外れる・・・。
シャフトを付けるだけで何分もかかってしまった私は、思考回路が
おかしくなりました。
シャフトがつながった嬉しさに、そのまま線路に乗せ、パワーパックのダイヤルを回します。
「おかしいな? 動かないぞ?」
この状態でダイヤルを回してどう動くのでしょう?
下まわりの集電板がないので、モーターに通電しませんよ(笑)。
気を取り直し、前回のメンテ時に外れてしまったカプラースプリングを
付け直します。
鼻息で飛ばさないよう、気を付けないと(笑)。
完成の図。
これは、珍しく上手くいきました。
下まわりのカバーを付けなおす時に、気を付けた方がいいことがあります。
丸を付けた部分、ライトの点灯/消灯スイッチですが、下まわりの先端の方にあると、カバーがハメずらくなります。
写真のように、手前にあった方が楽にハメられます。
前回のメンテのおかげで、台車やシャフト部分は、ほとんど汚れていませんでした。
目に見える成果は、カプラースプリングを戻したことぐらい。
しかし・・・。
問題のこの部品は付けるところがありませんでした。
一体、どこの部品なのでしょう?
もしかして、違う車種のもの?
なぞは残ったままです。
この部品無しでも、この走りですよ。