ED76 メンテ 2-1(カプラー交換 TN ⇒ カトーなっくる )(Tomix 2172)
ED76(Tomix 2172)です。
横から見て車輪が6つなので、勝手に「EF」だと思っておりました。
ケースもないジャンクを買ったので、分かりませんでした。
「ED」だったようです(笑)。
カトー製品とトミックス製品では、アーノルド以外ではカプラーの形状が微妙に違うため、そのままでは連結できません。
いろいろな方が知恵を絞って、加工や交換をされています。
私が持っている車両はカトー製のものが多いです。
なのでトミックス製のカプラーをカトー製に取り換えようと思います。
片方に付いていたのはこの「TNカプラー」。
トミックス社の独自のカプラーです。
反対には「アーノルド」が付いています。
サイトを見てみると、一番多い方法が「かもめナックル」に交換する方法。
加工をする方もいらっしゃれば、無加工の方もいらっしゃいます。
「出来れば、無加工で取り換えたいな」
そう思っていた私は、まず取り換えてみることにしました。
しかし・・・。
付いていた左右のカプラーです。
アーノルドの方は、上下に部品があり、それでカプラーを挟み込んでいます。
カトー製に交換する場合、この部品をそのまま使い、交換をしているようです。
しかしTNの方は、挟み込む形ではありませんでした。
部品を分解する=カプラー自体が分解されるという一体型。
これでは、どうすることも出来ません。
両方交換することを諦め、アーノルドの方だけにすることにしました。
見えずらいですが、これが「かもめナックル」。
これをアーノルドの代わりにはめ込んでみましょう。
上下の部品を分解し、アーノルドの代わりにかもめナックルを押し込みます。
おぉ、そのまま入るっ!
しかし、ちょっと問題が・・・。
写真では、すっぽり入っていますが、上下にスペースがありすぎます。
左右はいいとしても、上下にグラグラしてしまいます。
しかも、カプラー自体も開きがちになり、今にも外れそうです。
「何かで固定できないかな?」
もともと開いている穴に短い銅線を挟み込み、根元を固定します。
これでカプラー自体は外れないようになりました。
でも、空いたスペースはどうしましょう?
スペースを埋めるため、接着剤を流し込む方もいれば、プラ板などでスペースを埋める方もいらっしゃいます。
接着剤で固定してしまうと、失敗しても直せないし、私の技術ではプラ板をそんなに小さく切る自信もありません。
「あ、これ使えるかも?」
と取り出したのが、車止めで使った「ねり消し」。
伸縮性だけでなく、粘着性もあるので一石二鳥です。
何となく、形にはなりました。
引っ張っても簡単には抜けません。
いつまで持つか分かりませんが、とりあえず今回はこれで。
でも、TNの方、どうしよう・・・。
引いているのはトミックスのオハ50ですが、これもカトーカプラーに交換済みです。