EF65 メンテ 2-1(カプラー交換&ナンバー加工)(Kato 3061-1)
シリーズものは内容が少し違っても、枝番「1」のところに分類してあります。
カプラーの交換が済んでいないものが、まだたくさんあります。
電車、車両、機関車。
今回は、「EF65」(カトー / 3061-1)。
電気機関車を手がけました。
そんなに難しくないだろう、と思って始めたのですが、そう簡単にいきませんでした。
中古で買ったので、片方はナックル、片方はアーノルドが付いていました。
「どうやって付いてるんだろう?」
台車を外し、カプラーをいじっていたら勝手にこの部分ごと外れてしまったっ!
「やばっ! どこがどう取れた?」
薄い銅板に凹凸があるし、黒い部品にはピンがたくさん立っている。
何となく取り付けようと思ったのだけれど、なかなか上手く付かない。
凹凸が付いているので板に方向があるのだろう、ピンを上手く使ってその間に挟むのだろうな、など何となくは分かるのだけれど、上手く付けられない。
「そうか、反対のを見ればいいんだ」
そう気づいたのは、10分も経ってから。
早速台車を外し、今度は慎重に部品(「ステップ」という部品名のようです)ごと外します。
「あぁ、なるほどね・・・」
参考になるものがあって助かりました。
何とか、事なきを得ましたが、最初から何か嫌な予感がします。
「これはそう簡単にいかないのではないか?」
そんな幕開けでした。
写真ではカプラーは手前に置いてありますが、取り付けるのは向こう側です。
細心の注意を払いながら、取り付けます。
うん、上手くいった!
構造が分かったので、いよいよ反対側のカプラー交換を始めます。
だって、ナックルだったモノを替える必要ないでしょ?
取り換えたいのは、アーノルドの方ですよっ!
手元にはいくつかの種類のナックルカプラーがあります。
このCSナックルカプラーというモノを使おうと思ったのですが、もともと付いていたナックルと、根元部分の形状が違います。
どうやらこれでは合いそうもありません。
なので根元の形状が似ている「かもめナックル」を使うことにしました。
付け替え終了。
よかった、よかった。
「ん?」
左右を見比べているうちに、あることに気づきました。
モトモト付いていたものに比べ、極端に出っ張りが少ない。
下の写真が、もともとのモノ。
ねっ?
全然違うでしょう?
キチンと連結できることが確認できたので、これはこれでお終いにすることにしました。
予想より早く終わったことに気を良くした私は、次なる目標を掲げ、それに突き進みました(そんなに大げさなことか?)。
そう表題にもある「ナンバープレート」の取り付けです。
この車両にはプレートもカプラーもヘッドマークも同梱されていませんでしたが、他のEF651に同梱されていたものを使い、この車両をグレードアップしようと企んだのです。
ところが・・・。
持っている他のEF65は同じカトー製のモノですが、品番を見ると少し前のモデルのようです。
ジャンクで扱われていたので、1.080円。
お買い得でした。
同梱されていたプレート。それらを切り離していきます。
う~ん、細かい・・・。
そして第一の問題が発覚しました。
ハメるはずのボディ、ナンバープレートの穴と違う形の穴が開いています。
ナンバープレートは左右に小さな穴、ボディは中央に大きな四角い穴。
いくら大ボケな私でも、これではハマらないことくらい分かります。
それでも取りあえず、当ててみました。
そこで第二の問題が発覚です。
「合わないじゃん・・・」
深夜一時に私は呟きました。
何と、全体の大きさまでも違うのです。
ボディの穴に全く入りません。
「これじゃ、付けられないじゃん・・・」
半分やけになりながら、頭を抱えます。
ここまできて諦めるのか?
加工を止めて新品を買うか?
「ホビーセンター KATO」のサイトを見ると、432円で売ってます。
でもなぁ・・・。
悔しいなぁ・・・。
1分42秒、悩んだ後で私は決めました。
よし、削ろうっ!
裏の爪、左右、上下。
印字されている部分以外、ほとんどを削ることになりました。
あ~、疲れたぁ。
もう、今日のところは終わりにしましょ・・・。