東武 6050系 リベンジ・端までLED 2-2(T車×二両)
東武 6050系、「リベンジ・端までLED」の 2-2 です。
前の記事では、一両目の問題について記しました。
今回は二両目の問題をクリアし、そして二両ともに取り付けていきたいと思います。
二両目の問題は、これ。
ネジ山を壊してしまったのです。
GMの場合、台車を下回りに固定するだけでなく、下回りの上の部分(座席)と下の部分(集電板が入るところ)を固定する役目も兼ねています。
なのでこれが壊れてしまうと、下回り自体が分解されてしまいます。
GMに訊いてみましたが、古いモデルなのでこのパーツの取り扱いはないとのこと。
「何とかしなくちゃな・・・」
と考え、思いついたのがこれ。
ネジ山の「受け」部分にねり消しを押し込み、台車を固定します。
もちろん、ネジを受けることは出来ませんが、落ちない程度に固定することは出来ます。
続いては、下回り全体です。
赤い線辺りで上下に分かれてしまうので、室内にはみ出さないように、テープで全体を貼り合わせます。
ここは滅多に開けないので、開かないように固定しても差しさわりはないでしょう。
以上が二両目の問題でした。
さぁ、やっと本題です(笑)。
一両目で問題になっていたのは、アルミテープと銅線を繋げることが出来にくかったことです。
なので、両面通電する、「銅箔導電テープ」でこのように巻いてみました。
Dorjeey 銅箔テープ シール 幅10mm 25m巻き 導電性 粘着 銅箔 テープEMC EMI ノイズ ガード 対策 シールド ギター 電子部品等用
- 出版社/メーカー: XZYUS
- メディア:
- この商品を含むブログを見る
こうすれば、ハンダ付けをする必要はありません。
しかし狭い空間の中では巻き方が難しい。
その上に、この車両は窓ガラスも外しにくい。
通電云々よりも、貼るだけでも一苦労・・・。
なので仕方なく、違う方法を考えました。
BDに接続する銅線を思い切って細いものに替え、窓ガラスとボディの間をダイレクトに通しました。
少しだけ窓ガラスが浮きますが、線が細いのでボディとの間に通すことが出来ます。
なので窓ガラスを固定する「爪」にも引っ掛け直せました。
これで、片側は完成。
残りはもう一方。
チップではない、カーボン抵抗を使っているので線がそれほど細くありません。
なので、車両の端を這わせるように降ろしました。
端に窓が付いている車両は、また新たに考えなければなりませんが、この車両に関しては、外から見える心配はありません。
下は、一両目の車両。
失敗の証のようにアルミテープが残っています(笑。)
それを無視し、こちらも銅線を端から降ろします。
画面には写っていませんが、手前のボディの内側に、一両目と同じように抵抗から伸びた線を降ろしています。
窓から、全く見えませんよね?
これで、二両とも完成。
さぁ、上手く点灯してくれるでしょうか?
キレイに四両とも室内が照らされています。
もちろん、端から端まで。
う~ん、今回は満足度120%ですな(笑)。