C11 前の車輪 改良
C11(Kato 2002)。
まだ出てきてない蒸気機関車がある中で、最も多く登場している機種です(笑)。
今回は、修理ではありません。
問題となるのは、ここ。
動輪の前に付いている車輪です。
調べてみると、ここは「先輪」というようですね。
いろいろと勉強になります。
で、何が問題かというと、走っているうちに良く脱線するんです。
しかも、先輪だけ。
お気に入りのため、走らせる機会も多い車両。
ガガガっ、いう音と共に外れるのは、とても気分が落ち込むものです。
手持ちの他の車両を見ると、内側に縦にスプリングが付いているものが多い。
線路に上から先輪を押し付けているのです。
そのため先輪が外れにくいのですが、この C11にはそれが付いていません。
「よぅし、作ろうっ!」
ないモノは作るしかありません。
「スプリング」方式だといい具合に調整するのが難しいので、「板バネ」方式で作ることにします。
使うのは、銅板。
昔は集電用として下回りで使っていたモノですが、違う集電方法を思いついたので出番がなくなってしまいました(笑)。
第二の人生ですね。
適当な大きさに銅板を切り、折り曲げるようにしてテープで貼り付けます。
はい、完成(笑)。
「板ばね」方式のいいところは、押し付ける力を微調整出来るところ。
折り曲げ方次第で、自由に調整できます。
10分ほど試走してみましたが、なんと一度も外れませんでしたっ!
小さな部品ですが大きな成果。
今回も、めでたし、めでたしです。