C57 先輪の改良(板ばねの取り付け)
C57(MA A9902)です。
とても古いモノなので、C11同様、モーター丸見えモデルです(笑)。
でもいいんです、好きな形ですから。
それに年代物の割りに、とても静かなモーター音で走ってくれます。
「歳がなんじゃいっ! 気合で何とかなるんじゃいっ!!」
という走りに、自分を重ねているのかもしれません(笑)。
実はこの C57 も、先輪が良く脱線するのです。
外してみると C11 と同じく、スプリングが付いていません。
なので、同じように「板バネ」方式で改良してあげました。
「よしよし、めでたし、めでたし」と思っていたのですが、何とショートしてしまうのですっ!
上の写真と向きが反対になっていますが、お許しを。
今回の改良部分を確認しましょう。
確認も何も、「板ばね」を取り付けただけ(笑)。
しかし先輪を外して走らせるとショートしないので、ここが原因であることは確かです。
テスターを使って調べてみたところ、左右の車輪は絶縁されていました(当たり前ですよね)。
さらに調べると台車自体が金属。
カーブでショートすることが多かったので、この台車に通った電気が「板ばね」を通して、内部に流れてしまった可能性が大きい。
なので、こんな風にしてみました。
一旦「板ばね」を外し、絶縁のため、マスキングテープを貼ったのです。
合わせて台車に触れないよう、「板ばね」自体も短くしました。
完成品がこちら。
う~ん、マスキングテープから少しはみ出しているようにも見えますが・・・。
ものは試し、このまま取り付けてみます。
10分以上走らせていますが、脱線、ショートともに「0」。
好きな車両が、颯爽と走る姿はとても楽しいモノです。
今回も、めでたし、めでたし、です。