M-9 モーターとの闘い 3-1 (パーツクリーナー編)
シリーズものは内容が少し違っても、枝番「1」のところに分類してあります。
小田急ロマンスカー VSE (Tomix 92754)です。
2005年が発売年ですので 15年前のモデルですが、Nゲージの世界ではそう古くは感じません。
今回は表題の通り、モーターの話です。
急に動かなくなったかと思ったら、ショートしてしまったのです。
通常の「メンテ」の表題も考えたのですが、このモーターは
私を含め、皆さん苦労しているようですので、「M-9 モーターとの闘い」としました。
先ずはボディを外します。
ネジも使わず上から嵌めこんでいるだけなので、左右に爪を入れながら引っ張ると外れます。
M車でもしっかり室内が作られています。
もちろん、モーターは床下。
もっと古いモデルでは、モーター丸出しの場合もあるので、とても感動しました(笑)。
左右に付いている8か所のツメと、台車を覆っているツメを外します。
真ん中にあるのが、問題の M-9 モーターです。
フライホイールも付いており、けっして古いモーターとは言えないはず。
しかし、すぐにショートしてしまうのです。
長い時間を走らせるわけでもないのに、ちょくちょく起こります。
今現在、動くことすら拒んでいる状況です。
もっと古いモデルでも、こんなことは滅多に起こりません。
「何とか、直したいなぁ・・・」
ネットを参考にしますと、新しいモーターを買い替えたり、後継のモーターに買い替えたりして、対処している方が多いです。
「こんなに新しそうなのに、何で動かんの?」
そう心で思いながら、右手を伸ばしました。
そうパーツクリーナーです。
157系、C11で効果は実証済みです。
これで洗えば、このM-9 モーターも同じように動くようにならないでしょうか?
半身浴のような量を入れ、ぐるぐるぐる。
ウエスで拭き、通電してみましたが、うんともすんとも言いません。
「もう少しやってみよう」
クリーナーの量を増やし、数分浸したり、ぐるぐる回したりを繰り返しました。
表面に印字された文字が少し薄くなりましたが、結果は変わりません。
「う~~ん、どうしよう・・・」
どうやら今回は、強敵のようです。