157系 メンテ 3-3 モーターの足？

シリーズものは内容が少し違っても、枝番「1」のところに分類してあります。

157系のメンテ 3-3 最終章です。

中間ジョイントの謎が解け、モーターもキレイになりました。

後は、元通りに組み直すだけです。

下回りのカバーは、赤丸で囲った部分のツメで留まっています。

外側にあるツメだけでなく、内側にある大きなツメでも留まっていました。

危なく、力任せに外して壊してしまうところでしたよ(笑)。

モーター軸にユニクリーンオイルを注し、ウエスで丹念に拭きます。

これを怠って、何度苦労したことか・・・。

ここまで神経を使えるようになったのは、成長と見ていいでしょう(笑)。

全体がピッタリと嵌るように、バランスを取ながらカバーを押し付けて完了。

今回はミスもなく、細かい原因にも気が付いた、いい作業と思ったのですが・・・。

「ん？ おかしいぞ・・・？」 

左に向いた矢印のところに白い部品を嵌めこみます。

それは、モーターから出ている足のような部分を挟み、留める場所です。

しかし、留めるその足がありません。

そう、外に出さず、カバーの内側に入れてしまったのです。

その証拠写真がこれ。

足が曲がったままカバーを付けてしまったのです。

「誰じゃ？ カバーをつけたのは？ このカバーっ！！」

し～～～ん・・・。

「はいはい、分かりましたよ。開けりゃいいんでしょ、開けりゃ」

夜中の二時半にブツブツ言っているオヤジは、正直、怖いモノです。

「これでどうじゃぁっ！」

大股を拡げるように、モーターの足を拡げます。

そしてその足を外側に回すようにしながら、カバーを付け直しました。

ホラ、しっかり出てるでしょっ？

皆さんも、気を付けてくださいね (え？ こんな失敗、誰もやらん？)。

はい、キレイに収まりました。

今回も、めでたしめでたし、です。