EF65 メンテ 2-2 なぜ、ショート?
シリーズものは内容が少し違っても、枝番「1」のところに分類してあります。
スプリングの掃除が終わりました。
なので、モーター周りをキレイにしたいと思います。
パーツクリーナーなるものを買ってみました。
これで、掃除をしてみましょう。
と言っても、噴霧して拭き取っただけ(笑)。
モーター内部にも噴きかけたので、ウエス (Tシャツの端切れ)でキレイに拭き取ります。
「はい、キレイになりました。おしまい」
と下回りに戻すと、何と、ショートするではありませんか?
「ん? 拭き残しがあったかな?」
施した作業は、パーツクリーナーを噴きかけただけ。
なので、もう一度念入りに拭き取ります。
しかしまだ、ショートする・・・。
「何でじゃ・・・?」
モーター周りだけでなく、スプリングの留め具やその他の部品もウエスで丹念に拭きました。
でも、ショートしたままです。
「・・・?」
余りにも訳が分からず、机に叩きつけそうになりました。
「ちょっと待て。絶対、原因がある」
気分転換に冷蔵庫を開けると、入れた覚えもないのにスーパーカップがありました(いや、入れたべ)。
このアイスがこの後、どうなったかは定かではありません(笑)。
話をEF65に戻しましょう。
今回は全体を分解し、パーツクリーナーを噴きかけただけで、それ以上の作業をしたわけでもありません。
「モーターがダメになった?」
試しにモーターに直に通電すると、ショートすることもなく元気よく回ります。
「良く回る。となるとモーターは大丈夫。それにパーツクリーナーも関係ないよな・・・」
関係ないと思いながらも、もう一度、ウエスで全体を拭きます。
片方の下回りにモーターとスプリングの留め具を入れて回すと、これも元気よく回ります。
しかし、もう残りの下回りを被せると、あっという間にショートです。
「じゃぁ、モーター周りじゃん・・・」
全体が金属の下回りのどこかで、触れてはいけない部分が触れているはず。
モーター枠をじっと眺めます。
凹凸が合ったり、ところどころ穴が開いています。
「モーターの上下が間違っても、反対方向に進むだけでショートはしないもんな・・・」
モーターを取り付ける際に、上下を間違えてしまうことは良くあります。
進行方向の反対側のヘッドライトが点いて、思わず笑ってしまうこともしばしば。
なので最近は、外す際に写メを撮るようにしています。
しかし今回は、ショート。
反対方向へ走ってしまうこととは別の問題です。
「凹凸ねぇ~。んっ?」
モーター枠の内部をじっと見ていた私は、あることが気になりました。
この、赤丸で囲った部分。
枠が出っ張っているということは、そこがモーターに接するハズ。
上の画像のように、枠の中でモーターが少し浮くようになり、出っ張った部分以外では接していません。
しかし、私が取り付けていたのはこちらの方向でした。
上下でなく、左右が反対でした。
そのため、モーターカバーの金属部分が枠に触れてしまい、ショートしていたのです。
「何だ、そうだったのかぁ~」
理由が分かれば、それを直すだけ。
左右を入れ替えたら、待ってました、とばかりに走り出しました。
これがその後、どうなったか、私には分かりません・・・。