C11 メンテ 2-1(ショートの原因)
シリーズものは、枝番「1」の内容のところに分類してあります。
C11(Kato 2002)です。
新製品も出ていますが、私が持っている車両は旧製品が多く、このC11もその例に漏れません(笑)。
フライホイールどころか、モーターが丸見え。
新製品と比較するといろいろと古さを感じますが、これだけ見たならとても良くできた車両だと思います。
しかしこのC11、実は突然止まることが多いんです。
それもショートしてっ!
止まる度にパワーパックの電源の入れ直し、走らせていました。
「何かおかしい・・・。よし、直してみようっ!」
と、ショートの原因を調べることにしました。
ボディの後ろ部分から外していきます。
少し横に引っ張るようにして隙間を作り、ツメから外します。
外れました。
こうなれば外すのは簡単。
上に持ち上げるようにしながら、前の方を外すだけです。
はい、全てが公けになりました(笑)。
次はモーターを外していきましょう。
作業がしやすくなるので、動輪の後ろの車輪を外します。
動輪の後ろの車輪のこと、「従輪」と呼ぶんですね。
調べて初めて知りました(笑)。
従輪とモーターの間にある部品は、中央にある突起に引っ掛かっていますので、そこを外せばモーターが取り出せます。
しかしですねぇ~。
不思議なことにどこにもショートしている個所が見つからないんですよ。
でも通電させるとショートすることは変わらない。
訳の分からないままいろいろと探した結果、やっと原因が分かりました。
どうやらモーター自体に原因があったようなのです。
回ろうとしても回らない。
モーターの保護のために、ショートしていたことが分かりました。
原因が分かれば、それを解決していくだけです。
回らない原因は何でしょうか?
もしかして借金で首が回らなくなった?
いや、それはないでしょう(笑)。
ゴミが付着したかもしれませんし、古いグリスが固まってしまったのかもしれません。
軸に注油して、回るようにしてみます。
反対側も忘れずに注油しましょう。
コレで直るといいなぁ・・・。
実際に走らせてみたところ、正直まだ止まる時もあります。
しかし、モーターが少し回るように前後に押してあげると、再び走るようになります。
しばらく走らせてあげれば、変わってくるかもしれません。
まずはめでたし、めでたし、です。