キハ 24 自作室内灯 取り付け
キハ 24(MA) に自作室内灯を取り付けました。
両運転台の、何とも愛らしい顔の車両。
ヘッド&テールだけでなく、方向幕もキチンと点灯してくれるモデルです。
今回、自作のテープLEDをとりつけるのですが、室内灯はだいぶ場数を踏んだおかげで、手順も覚え、ミスも少なくなりました。
なので、気楽な気持ちでボディを外してみたのですが・・・。
あらら。
何と大きな突起物があるではありませんか?
「どうしよう? 車両に手を加えるのは好きじゃないんだよな・・・」
そう思いながらも、これがあるとないとでは大違い。ないだけで格段に作業がはかどります。
「どこにも影響ないよね? えぇい、取っちまえっ!!」
自分で自分に言い聞かせ(笑)、作業を断行。
デザインナイフと小さなノコギリで、突起部分を切り取り、天井裏を平らにしました。
その作業中にアンテナ部分の突起が折れたなんて、言わなければ誰にもバレません(笑)。
昨年同様、LEDの隙間にBD(ブリッジダイオード)を挟み込み、ハンダで固定します。
この方法を思いついたことで、車両の端までLEDを配置することが出来るようになりました。
使ったテープLEDは300連のモノを2セット。
イモムシ型の部品は「抵抗」です。
LEDに流れる電流を調整してくれるもので、数値が大きいほど電流が流れにくくなり、暗くなります。
今回は 750Ωのモノを使用しています。
ユニットの作成が終わりました。
作ったユニットを車内に置いてみます。
薄緑の部分はライトユニット。
両運転台なので左右に付いています。
少し斜めから撮ったので、テープLEDとユニットに隙間があるように見えますが、実際にはピッタリの長さです。
BDから伸ばした細い銅線(0.25mm)を、窓枠の下からボディの下部に伸ばします。
ライトユニットへ給電する部分が見えているので、両面導電テープを使い、そこから給電することにしました。
下まわりからの給電も、ボディ同様ライトユニットの接点から側面に電気を流すようにしました。
取り付け後の画像はこちら。
光量を落としているのであまり明るく見えませんが、実際には明るすぎず暗すぎず、私にはちょうどいい明るさにすることが出来ました。
乗降口が黒く見えるのは、ライトユニットの側面が見えているため。
この車両は、もともと窓から窓までしか室内は見えません。
今年最初の加工は大成功。
幸先のいい、スタートです(笑)。