抵抗値の計算 3-2
前回の記事で。抵抗値の数字が出てきました。
(12-3)÷0.02=450
言葉で書くとこうです。
電圧(V(ボルト))÷電流(A(アンペア))=抵抗(Ω(オーム))
もう少し詳しく書くと
12 =パワーパックの数字(V・電圧)
3 =LEDの数字(V・電圧)
0.02=LEDの数字(A・電流※)
450 =抵抗の数字(Ω・抵抗)
※mAで表記されていることが多いので、100で割る。
例 20mA=0.02A
他の方のブログでも、「抵抗は450以上のモノを使いましょう」というのは、これが根拠なんですね。
では、なぜ3連のテープLEDに付いている「抵抗」は、
「151(150Ω)」なのでしょう?
450なくても大丈夫なのでしょうか?
「う~ん、何でだろう?」
私のように電気のしろーとが作った製品ではありません。
点灯しても安全なように、計算されているはずです。
「う~ん・・・」
ご飯を食べ、テレビを観ながらも考えます。
オフロの時も、そしてトイレでも。
そしてハタと気づきました。
「これって一つに対して450じゃないのか?
3つだから三等分して150?」
LED一つ 450Ω
LED二つ 300Ω
LED三つ 150Ω
少し光が見えた気がして、うれしくなりました。
「そうか、もう少し暗くしたければ、「抵抗」をそれぞれの数字に足せばいいんだっ!」
下の写真の黒くて四角い部品が「抵抗」です。
小さな方がもともと付いていたモノ。
大きな方は後から足したモノです。
「561」と書かれていますので、560Ωの抵抗となります(今回は参考写真です。配線は無視して下さい)。
「そうなると、こうすればいいんじゃないか?」
LED一つ 450Ω
LED二つ 300Ω
LED一つ 150Ω
⇓
LED一つ 450+560=1010Ω
LED二つ 300+560=860Ω
LED一つ 150+560=710Ω
配線を終え、わくわくした気持ちで通電させました。
しかし・・・。
光量が違います。
「何でやねん・・・」
深く落ち込んだ私。
持ち上げられて叩き落された気分です。
今回はここまで。