抵抗値の計算 3-1
室内灯やヘッド/テールライトなど、自作で電気関係のことをしようとすると、ある程度の電気の知識が必要です。
なので、少しずつ知識を増やしていきたいと思います。
室内灯を取り付けた際に、室内の光量が違ってしまう時があります。
銀座線。
向かって右側の方が明るいです。
下の写真が、その室内。
もう一つ、例を挙げてみましょう。
オハ50。
こちらは、全部で四種類の配線となっています。
室内はこちら。
どうしてこのような光り方になってしまったかというと、
「抵抗値」の計算が合ってなかったからです。
下の写真にある黒くて四角い部品が「抵抗」。
小さな部品ですが、これがあるとないで大違い。
もともとついていたのが「151」、あとから足したのが「561」です。
ところで、皆さんは理解力が高い方でしょうか?
私は、自分が理解力がそれほど高くないと自覚しています。
なので、深く考えても分からないことが多いです。
そして分からないモノは分からない、と自分で割り切ることを覚えました(笑)。
私は車を運転しますが、どうして車が動くのか分かりません。キーを差し込み、少し捻ればエンジンがかかります。
テレビやラジオもそう。
リモコンを操作するだけで、画面が写り音が聞こえてきます。
なので理解できないことは、そのまま受け入れることにしています。
なのでNゲージの場合も、深く理解しようとせず、ただ計算式で出てきた数字を当てはめることにしました。
Nゲージの場合、一般的な抵抗値の計算はこうなると思います。
(12-3)÷0.02=450
言葉で書くとこうです。
電圧(V(ボルト))÷電流(A(アンペア))=抵抗(Ω(オーム))
もう少し詳しく書くと
12 =パワーパックの数字(V・電圧)
3 =LEDの数字(V・電圧)
0.02=LEDの数字(A・電流※)
450 =抵抗の数字(Ω・抵抗)
※mAで表記されていることが多いので、100で割る。
例 20mA=0.02A
今回はここまでです。