テープLED 半端に切れた部分を再利用 2-2
半端に切れたテープLED、一回で書き終えたつもりでした。
「こっちも点かないよね? 何でだろ?」
そう、三つ一組のテープLEDは、チップ抵抗が残っている方も点きません。
疑問に思ったので、こちらも研究&検証してみました。
実は上の写真に写っているテープLED(三つ付いている方)
の線は、書き直してあります。
どこだかお分かりでしょうか?
アップにしてみましょう。
こちらは最初に書いた、間違っている線。
そして、こちらが正しい線です (マジックの消し方が汚くてスイマセン・・・)。
どこが違うか、もうお分かりですね。
そう、端まで黒い仕切り線が来ていませんでした。
なので、電流はLEDの左側から流れ込むことが出来ます。
多分、こんな感じで電流は流れているはずです (オレンジの線)。
しかし、途中で切ってしまったモノは・・・。
ちょっと見ずらいですが、赤い線が電流の流れです。
三連のLEDでは電流は左側から流れ込めますが、途中で切ったモノは、仕切り線があるため流れることが出来ません。
これが、点かない原因と思われます。
「なるほど、そうだったのか・・・」
そうと分かれば実行あるのみ。
デザインナイフで、端を削り取ります。
「ホラ、やっぱりっ!」
表面を削り取っても、仕切り線が残っています(黒いマジックの線から、こちらに向かって伸びている白い線のこと)。
これを跨ぐようにすれば、点灯するはず。
点かない原因が分かったところで、一つ確かめてみましょう。
削り取った真ん中の銅部分と左端の銅部分を繋げば、LEDを介して電流が流れるはずですよね?
さぁ、どうでしょう?
おぉ、点いたっ!
大正解です。
なので・・・。
こんな感じで一番右と真ん中を繋げば、電流は流れるはずです。
「抵抗」は必要ないので、ただの銅線でつないでみると、こちらも大正解っ!!
あとは、小さな部品を取り付けられる技術を磨くだけです(笑)。