JR 211系 室内灯制作 2-2 (抵抗に抵抗される) (Kato)
211系(Kato)の室内灯制作 2-2です。
300連と600連のテープLEDを繋げたところ、何故か点かないLEDが出来てしまったところ(画像の中央の黄色いLED・点灯すれば白色になる)で、2-1 は終了していました。
今回はその続きとなります。
「二つの違うLEDを繋げたからいけないのかな?
なら、違う方法を考えよう」
と思いついたのがコレ。
二つの300連のテープLEDを真ん中で切り、その間を銅線でつなぎ間隔を広げます。
このままでは拡げたところが暗くなってしまうので、透明なプラ棒を取り付け、その中を光が通るようにしてみたらどうでしょうか?
実際に取り付けたところ。
明るいままだとよく分かりませんので暗くしてみます。
おぉ、プラ棒の中を光が走っているっ!
これは期待できるぞ、と思っていたのですが・・・。
画像をよく見ると、何と点灯していないLEDがあるではありませんか(画像右端のLEDです)?
何で?
何でやねん?
オイラが何をやったって言うねんっ!!
ぶつけようのない怒りがこみ上げてきます。
でも私は大人ですので、冷静になって考えてみました(笑)。
検証-1(LEDの点灯について)
①まだリールに繋がっているLEDは何の問題もなく点灯していた。
②二つのLEDを切断する前も、やはり点灯していた。
検証-2(加工箇所の確認)
①ブリッジダイオード(以下 BD)の取り付け
②抵抗 (560Ω)の取り付け
③銅線の取り付け
④チップコンデンサーの取り付け
加工箇所の中で④は関係ない気がする。
蓄電池の役割だし。
となると、①②③の何かが悪さをしているのではないか?
試しにBDを介さずに通電してみた(スイマセン、画像撮り忘れました)。
すると、問題なく点灯。
しかも全部のLEDがっ!
「え? LEDが壊れたんじゃないの?」
LEDは熱に弱いと言われているので、ハンダ付けの不手際で、てっきり LEDを壊してしまったと思っていました。
「BDのせい?」
試しにBDの足から通電してみると・・・。
なんと点灯するではありませんかっ!
「じゃ、抵抗か?」
このブログを書く前に、LEDのことを調べてみました。
なんせ、手探りでモノゴトを進めているので知識が乏しいのです。
すると LEDが点灯するのに、最低いくつかの電圧が必要だということが分かりました。
そしてLED自体に個体差があり、同じ電圧でも点かない場合があることも。
抵抗そのもの、そして銅線も抵抗の一部となり、電圧が足りなくなったため、点灯しなくなっている可能性が高くなりました。
「う~ん、せっかく場所を取らない付け方を考えたのになぁ」
実は、チップLEDの付け方も工夫し、場所を取らない方法を考えたばかりでした。
下の画像が今までの抵抗の取り付け方。
BDから横にはみ出る感じで取り付けています。
室内は狭いスペースなので、抵抗が邪魔になって上手くボディを
取り付けられない場合もありました(画像が悪くてスイマセン)。
こちらが新しい方法。
チップ抵抗をBDの内側に入るようにして、赤い線でBDとつなぎ、緑の線で下回りにつなげるようにしました。
これだとほとんど横にはみ出ないので、ボディに取り付けるのに苦労しません。
「抵抗を付けない方向で考えなきゃいけないのかな?
抵抗が抵抗してきたわけだ・・・。
じゃぁ、この方法も必要なくなるかもな・・・」
実は今までも、今回のように完成したと思ったユニットが
点かなかったことがありました。
その時は、私の不器用さのゆえにLEDを壊してしまっていたと思い込んでいました。
「抵抗」が問題だったなんて、全く無抵抗に考えませんでした(笑)。
「抵抗、付けてないユニットないんだよな・・・」
そのままの光量が強いと感じている私は、抵抗を付けていないユニットは「ゼロ」。
「はぁ・・・」
先が思いやられる夜でした。