室内灯比較 2-2(コンデンサー・抵抗交換 集電工夫)
室内灯比較 2-2です。
前回は、LEDの数の変更・BDの取り付け箇所の変更でした。
今回は残りの三つです。
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コンデンサーを変更しました。
コンデンサーとは、蓄電池のような役割のモノ。
電気が流れなくても、ここから給電してくれます。
付けない方もいらっしゃいますが、私は付けるようにしています。
以前使っていたモノは積層セラミックコンデンサー(10μF(マイクロファラッド )/35v)。
今回使用したモノは、チップ積層セラミックコンデンサー(22μF/25v)です。
右が今までのモノ、左が改良したモノです。
ずい分と小さくなりました(その分、付けるのが難しくなりましたが・・・)。
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コンデンサーに続いて、抵抗も交換します。
抵抗の単位は「Ω(オーム)」。
この単位記号の前に数字が書いてあるのですが、その数字が大きい方が暗くなります。
私は、470~1500の間で使い分けています。
数字ですが、もう一つ気を付ける部分があります。
それは「Ω」の前に書かれている「W(ワット)」。
「1W~1/4W」の間なら問題ないようですが、それ以上少ない単位のモノを使うと発熱の危険性が高まると大勢の方が書かれています(心配な方は、ご自身で知識を高めてくださいね)。
話を戻しましょう。
右が今までのモノ、左が改良したモノです。
今までのモノは、1/4W・750Ω
改良したモノは、1W・560Ω
コンデンサー同様、ずい分と小さくなりました。
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最後は、下まわりからの集電方法です。
上が今までのモノ、下が改良したモノです。
今までのモノは、銅線を垂らし下まわりの銅板に接触させています。
改良したモノは、ボディ内の側面に銅線を這わせ、導電テープで固定、接触させます。
改良した方が、室内がスッキリしているのがお分かりになりますでしょうか?
これもチップたちのおかげです(笑)。
ボディ内の改良に伴い、下まわりも改良しています。
上が今までのモノ、下が改良したモノ。
今までは、Kato製の方法をそのまま利用していました。
ただ自作でしたので、安定した集電が上手くいかず、下まわりの銅板にゴム管を巻き、その中に上からの銅線を挟み込むようにしていました。
しっかり中に入るとチラつきも少ないのですが、中に入れるのに結構手間がかかり、イライラすることもしばしばです(笑)。
改良したモノは、ボディと下まわりの隙間を使うので、何の苦労もなく接触し、チラつきもなく集電してくれます。
一番うれしいのは、横から見た時です。
どっちが改良したモノか、一目瞭然ですよね?
一度に何ヵ所も改良したので、時間はかかりましたが、自分の知識と経験は格段に増しました。
いやぁ、本当にうれしいなぁっ!!
※加工は、自己責任でお願いします。