EF65 メンテ(中間台車の改良) (Tomix 旧製品)
EF65 (Tomix製 旧車両・スプリングウォーム)です。
ジャンクで購入していたため、欠品箇所が多かったものです。
パンタグラフ、屋根部品、ナンバープレート、そして中間台車までもなかったもの。
先日、Kato製の台車を装着したことを書きましたが、その後の経過です。
台車を取り付けたまでは良かったのですが、実はカーブで脱線することもよくありました。
「違う会社のものだから仕方ないよな」
そう思いながら、裏返して台車を見ていました。
「ん?」
中間台車と左右の台車の間隔が違くありませんか?
「気のせい?」
同じ品番のものを持っていたので、比較してみます。
赤い線で引っ張ったところが、台車同士の隙間。
見た目でも明らかに違いますよね?
ミリ以下の違いですらNゲージでは問題なので、これだけ違えば大問題です。
「違いは分かった。でも何でだろ?」
思い立ったが吉日、眠気をこらえて分解することにしました。
ボディを外し、下まわりも分解しました。
その中に、スプリングが入る留め具をハメる穴があります。
一つだけ穴が見えますが、留め具の下にあと二つ隠れています。
こちらがもう片方の方。
「あれ?」
穴が二つ見えませんか?
最初の方に比べ、穴一つ分内側に入ることになり、それだけ台車間が狭くなります。
「これが原因だったのか・・・」
原因が分かればしめたもの。
一つ外側にずらし、最初のモノと同じ位置にします。
「よし、これで万全だっ!」
車間が拡がり、意気揚々と走らせたのですが・・・。
また脱線しました(↓・↓)
「何で?」
疑問符が頭の中を駆け巡り、思わず、外まで出てきそうです。
そして答えは意外なところにありました。
そう、スプリングっ!
上から押さえる力が必要だったのですっ!
これは、もう一両のモノを試しに付けてみたところ。
台車の高さが微妙に違うので、これではスプリングが長すぎますが、カーブで外れることはなくなりました。
「やっと先が見えた。長かったべよぉ~」
時刻は3時を過ぎていましたが、ちょっと一杯飲みたくなりましたよ(笑)