東武 5000系 メンテ 2-2(台車の掃除)(MA A-0107)
シリーズものは内容が少し違っても、枝番「1」のところに分類してあります。
2-1からの続きです。
いよいよ、バラした台車を掃除していきますよ。
中央の黒いギアの部分に、油が付いています。
これをまずふき取っていきましょう。
赤丸下部分が、「ツメ」です。
ちょっと焦点が合っていませんが、一回外しただけで、もう壊れかけています。
気を付けないと、壊してしまいそう・・・。
違う角度からもう一枚。
もう、ボロボロです(笑)。
赤丸の上部部分に、銀色の金具が見えます。
これを外すと、先ほどの黒いギアが取れるはずです。
一番細いマイナスドライバーでも押し出せないほど、細い穴。
何を使ったかと言うと、ホチキスの刃(笑)。
何とも、使い勝手のいい「道具」です。
無事に外れたの図。
端切れで拭くとキレイになりました。
まだ台車に付いているギアも含め、グリスを拭き取ります。
拭き取ったグリスの代わりに、この「セラグリス HG」を塗り込みました。
その他のギアにもグリスを塗り、台車のメンテは終了。
続いて集電板です。
コンパウンドで磨くといい、との情報があったので、試してみました。
手元にあったのは木工用のモノ。
コンパウンドであることには変わりないので、
これを使ってみます。
画面ではよく分かりませんが、上の方を磨いただけでこれだけの汚れがっ!
ちょっと、ビックリです。
何故、最後がこの写真なのでしょう?
集電板の掃除も終わり、トントン拍子でメンテが進んでいたのですが、最後の最後で手間取りました。
上の写真、台車とモーターをつなぐジョイント部分です。
左側が台車に、右がモーターにつながります。
矢印のところ、うっすらと出っ張っているんです。
受けるモーター側は、内側がその分、凹んでおり
そこにはまるようになっています。
ところが、私はそれを知りませんでした。
キツイと分かっていながら、無理やり押し込んでいたのです。
そのため、細いツメがポロリ・・・。
大、大、大ショックです。
何とか、動いておりますが、力づくでやってはいけないということを、体で学びました。