PWMのモーター可変キット 2-2
PWMのモーター可変キット(続き)です。
続きと言っても、「2-1」を書いたのは二カ月近くも前。
一体、何をしていたのでしょう?
気を取り直して、記事を書きましょう。
本体を完成させたまではいいものの、電源を入れることが出来なければ、動かすことも出来ません。
説明書には、電池を二つ繋げるようにと、図が書いてあります。
実際に現物を置いてみるとこんな感じです。
しかしお店で説明を受けた時には、コンセントから繋げることが出来ると言われ、
そのためのアダプターも購入してきています。
コンセントを壁に差し込み、ジャック同士を接続、残りのむき出しの電線を
どこかに差し込めばよさそうに見えます。
しかし、車両は動きませんでした。
「POWER」に挿しても「LOGIC」に挿しても、うんともスンとも言いません。
電話で説明してもらうことも考えましたが、そもそも理解していないので、どこが悪いかも説明できそうもありません(笑い)。
なので時間を作り、「秋月通商」に現物を持って行きました。
「あのぉ、作ってみたんですけど、動かないんです。見てもらえますか?」
(素人丸出しの訊き方だな)
「はい、はい」
と店員さんが私の作ったものを手に取りました。
以下がその時のやり取りです。
「ハンダは付いてるようですね。電源は電池ですか、それともアダプターですか?」
「アダプターです。「POWER」に挿しても「LOGIC」に挿しても動きません」
購入したアダプターを見せます。
「この作りだと、バイパスでつなげなければダメですよ」
頷きながら、店員さんは言いました。
「へ? バイパス?」
(バイパス? バイパスって道路じゃないの? 何でこんな時にそんな言葉が?)
もともとよく分かってない頭がさらに混乱します。
「これには二つの電源が必要です。なのでお互いをつながなければならないんですよ」
質問の内容や反応でど素人と分かったのでしょう。
いたわるような目で、店員さんはこと細かく教えてくれました。
「分かりましたっ! 早速やってみますっ!」
アドバイスを元に、作ってみたのがこれ。
「LOGIC」「POWER」それぞれのプラスマイナスをコードでつなぎます。
これでアダプターからの電源が、二つに分かれたことになります。
片方だけだったからダメだったんですね。
「確か捨ててなかったよな・・・」
形状が変わり、ひと昔前のトミックスのDCフィーダーは、根元が電線むき出しなので、そのままレールにつなげられます。
いやぁ、こんなところで再利用するとは思っていませんでした(笑い)。
Nゲージの場合、進行方向右側がプラスになるようです。
なので接続する金属の長い方ですね。
二色になっているのが目印。
アダプターの電源も同様です。
レールにつなげ、いよいよ走らせます。
上手く動いてくれるでしょうか?
おぉ、動いたっ!
すんげぇっ!!