C57(MA) トラクションゴム交換 カトー製で付くのか?
C57(MA A9902)です。
発売年を検索してみると、1999年のモノでした。
もう20年も前のモデルなんですね。
普段はあまり気付きませんが、こうやって写真を撮ると、ホコリが被っていることが目立ちます。たまには掃除してあげましょう(笑)。
このようにモーターが丸見えですが、走りはとても滑らかで静かです。
ただ最近、どうも空回りすることが増えてきたのです。
裏返してみると、あらら、トラクションゴムがありません。
本来なら、左から三つ目の両輪にゴムが付いているはずです。
早速、交換といきたいのですが・・・。
マイクロエースはAssyパーツをほとんど発売していないので、修理扱いになってしまいます。
「う~ん、何とかならんかのう・・・」
検索してみるとカトー製のモノを薄く加工して(MA社の方が溝が細いようです)使っている方が多くいらっしゃいます。
私もそうしようと思ったのですが、手持ちのモノは二種類だけ。
蒸気機関車用として使われるのは 8.2Φとか9.0Φが多いので、手持ちのモノはどちらも蒸気機関車用としては狭いです。
「全然、合わないなぁ・・・」
そう思いながらも、あることを思い付きました。
「ゴムは引っ張ると細くなるよね? だったら、これを使えば、細くなってそのまま使えるのではないか?」
ものは試し、嵌めてみることにしました。
動輪のカバーは、短いネジで留まっているだけなので、簡単に外れます。
そのまま、車輪を引き出し・・・。
ボディとつないでいるシャフトを外し、さらに動輪同士をつないでいるシャフトも外します。
小さなピンで留まっているだけなので、無くさないよう、注意が必要です。
「6Φ」のトラクションゴムを嵌めてみたところです。
ほぼ、ピッタリに見えるのは私だけでしょうか?
しばらく走らせてみましたが、何の問題もなく走っております。
今回も、めでたし、めでたしです。
HiSE 自作室内灯 リベンジ 2-2 (作業編)
シリーズものは内容が少し違っても、枝番「1」のところに分類してあります。
HiSE 自作室内灯 リベンジ 最終章 2-2 (作業編)です。
以下の画像のように、テープLEDに穴を開け、作り上げました。
大きな作業は穴を開けたことですが、その他にも細かい作業を施しています。
赤丸で囲った小さな突起は、テープLEDを貼るのに干渉するので、切り取りました (画像にはありませんが、反対側にある大きな突起の横の突起も、同様に切り取ってあります)。
作った見取り図と実際のLEDを照らし合わせます。
下に置いたテープLEDは、この見取り図のユニットが三つ繋がっていることになります。
全体の長さが、少しだけ長いことが分かりました。
端の丸い部分は、次のユニットや外からの接点です。
今回は必要ないので切り取ってしまいましょう。
しかしまだ、少し長い・・・。
反対側の丸い部分も切り取ります。
スイマセン、穴あけ加工の写真、撮り忘れました・・・。
キリを押し付けるようにしながら徐々に穴を拡げ、最後は現物合わせで、ハサミやナイフを使って仕上げています。
断線した部分を再配線し、通電チェック。
うん、キレイに光ってるっ!
問題は、車両に取り付けても同じように光るか、です。
前回では、上手く光りませんでしたから。
でも、ご覧ください。
「おぉっ!」
夜中の二時半に、思わず声を上げるオヤジ。
窓だけではなく、出入りするドアの部分までキレイに光っているのが
お分かりでしょうか?
いやぁ、本当にキレイで感動しました。
今回もめでたし、めでたし、です。
HiSE 自作室内灯 リベンジ 2-1 (発想編)
シリーズものは内容が少し違っても、枝番「1」のところに分類してあります。
HiSE(Tomix 92604) 自作室内灯 リベンジ 2-1 (発想編)です。
中間車に自作室内灯を取り付けたのですが、思った通りには光りませんでした(下の顔増では光っているのですが、車両に取り付けると上手く光りません)。
本来切るべきところで切っておらず、さらに追加で全く違うLEDを使ったことで、それぞれの抵抗値が違うことが原因と考えられます。
Tomix製の車両にテープLEDを取り付けるのが難しいのは、大小の突起があるからです。
小さいモノは、切り取っても支障はありませんが、大きなものは取り去ることは出来ません。
これがあるために、室内全体を照らすのが困難になっています。
今回のこと(『失敗』とは書きません)をきっかけに、ある方法を思い付きました。
上記のように加工するのでなく、テープLEDに穴を開けてその突起を回避しようと思ったのです(「テープLED 頭の中を整理 3-3 (突拍子もない発想)」)。
この方法なら、本来なら切らない場所で切ることもありませんし、新たなLEDを使うこともないので、電圧等のいろいろな数値も気にすることはありません。
以下が実際に取り付けた画像です。
干渉する小さな突起は取り去り、大きな突起の部分を避けるよう、大きな穴を開けました。
そして見取り図を元に、断線した部分を再配線しています。
2-2 (作業編)に続きます。
2-1 (発想編)
2-2 (作業編)
テープLED 頭の中を整理 3-3(突拍子もない発想)
シリーズものは内容が少し違っても、枝番「1」のところに分類してあります。
テープLED 頭の中を整理 3-3 最終章です。
今回のHiSE 中間車のLED数をもう一度確認しました。
正規のモノ二つ(三連×2=6個)に非正規で切った二つ分と新たに一つ分を足しています。
なので、6+2+1=9 という計算式が成り立つはずです(いや、ただの足し算でしょ。しかも一ケタの)。
「となると、正規の三つ分と同じじゃん・・・」
下の図は、テープLED内の電気の流れを調べて書いたものです。
右に置いたテープLEDは、これが二つ繋がっていることになります。
そもそも、なぜこんな苦労をしているかというと、Tomix製の車両の内側には突起があるからです(他社でも、あるものもありますよね)。
これを避けるだけでなく、室内全体を照らすように取り付けたい、というわがままな願いがこんな苦労になっているわけです。
「突起の後ろに一つのLEDは入るんだよな? だったら正規のテープLEDに穴を開けて、断線しか箇所を新しく配線し直せば、同じ明るさで点くのではないか?」
素人が恐ろしいは、突拍子もないことを思い付くことです(おいおい、自分のことだべ)。
ということで穴を開け、自分で作った見取り図を元に、断線した部分を配線し直してみると・・・。
見てください、まさにピッタリっ!
これには、自分でも驚きました。
え? 通電したところ見たいですって?
どうしようかな、違うブログでもアップするんだけどな・・・、
では、ちょっとだけお見せしますねっ!
右から二番目の窓から見える黒いモノの中を、下まわりとボディを止めているビスが通っています。
そのビスが、問題になっている突起部分で留まっています。
その後ろまでしっかり光らせることが出来ました。
ね、キレイでしょ?
ちなみに突起の前までだと、こんな感じ。
比較すると、雲泥の差です。
いやぁ、オヤジ、今回は頑張りました(笑)。
テープLED 頭の中を整理 3-2(BD・新配線)
シリーズものは内容が少し違っても、枝番「1」のところに分類してあります。
テープLED 頭の中を整理 3-2 (BD)です。
BDとは、ブリッジダイオードのこと。
どちら方向から電気が流れて来ても、同じ方向に直してくれる力強い部品です。
以下の写真は、キハ24(MA)。
300連のテープLEDでは、LED同士に十分な隙間があるため、このように問題なくBDを取り付けることが出来ます。
しかし600連の場合、LED同士の隙間が狭いため、BDから伸びた脚が邪魔になって、上記と同じ付け方が出来ません。
90度角度を変えて取り付けるしかないのです。
そのためテープLEDの同じ側、例えば右側からは左右のレールに、
左側からはテープLEDのプラスマイナスに繋げることをしなければなりません。
そのため、どこかで必ず交差する箇所が出来てしまい、絶縁しないとショートしてしまいます。
ポリウレタン銅線という、被膜付きの銅線を使うことが多いのですが、この被膜を剥がすのも、私には一苦労。
上手くいかないことも多いので、とても苦労を感じる作業となっています。
試行錯誤しているうちに、こんなことを思い付きました。
このようにBDの上を跨ぐように、配線してしまうのです。
これなら、どこにも触れることがなく配線できます。
ただ、外から見える可能性もあるので、ピッタリと配線しなければなりません。
「これって発見じゃんっ!」
夜中の一時にニヤニヤするオヤジ。
自分ながら、ちょっとかわいいと思った瞬間でした(笑)。
テープLED 頭の中を整理 3-1(新しい配線方法)
シリーズものは内容が少し違っても、枝番「1」のところに分類してあります。
テープLEDを使用して室内灯を取り付けていますが、正規の場所でないところで切った場合に、明るさの違いが出てしまうことがしばしばあります。
なので今一度、頭の中を整理し、原因究明&対策を練りたいと思います。
600連のテープLEDを四つ繋げています(テープLED三つがワンセット×4)。
ごちゃごちゃして見えますが、LED自体は正規の場所で切ってありますので、どこの場所でも同じ明るさで光ります。
続いての写真は、オハ50。
正規の場所で切ったのは一か所(900と書かれた箇所)だけ。
残りの三か所は、このあと配線をし直して繋げました。
以下は、実際に配線した画像です。
通電したところ、正規で繋げた場所が一番暗く、両端が明るくなりました。
当時の私には理解不可能な問題でしたが、親切な方の助言などで、電圧が関係し、電気が通りにくいところと通りやすいところがあることが分かりました。
通りやすいところが明るくなり、通りにくいところは暗くなっていたのです。
以下は、ロマンスカーHiSE の中間車に取り付けたモノです。
正規の三つLEDが2セット、非正規で切った二つLEDが1セット、そして追加で繋げたLEDが一つ。
この時点では、計算した抵抗値が合っていたようで、どれも同じ明るさでキレイに光っています。
今回はオハ50の失敗を踏まえ、試してみたことがあります。
分かりやすいよう、上記と同じ写真に加筆してみました。
黄色く囲ったのが BD(ブリッジダイオード)です。
そこから、それぞれのテープLEDに電気が通るよう、直接配線を繋いだのです。
これでどこにも干渉されず、各LEDに電気が行くはずです。
しかし何ということでしょう、ここではキレイに点くのに、レールから通電すると、オハ50のように正規の部分が一番暗くなってしまうのです。
クリップからの電気の供給と、レール⇒車輪⇒集電板・・・、と電気が通っていくのでは何かが違うのでしょう。
「う~ん、やっぱりダメなんだ・・・」
新しい配線でも、全体はキレイに光ってくれませんでした。
でも、今回はへこたれませんよ。
だって、「これじゃダメっ!」ってことが分かったんですから(笑)。
3-1 (新しい配線方法)
3-2 (BD・新配線)
3-3 (突拍子もない発想)
HiSE 自作室内灯 失敗 3-3(LEDの追加)
シリーズものは内容が少し違っても、枝番「1」のところに分類してあります。
HiSE 自作室内灯ー失敗 最終章 3-3(LEDの追加)です。
出っ張りの間をしっかり端から端まで光らせることが出来ました。
しかし・・・。
上の写真はこの加工前のモノなので、今回の加工ではもう少し右側まで光が届きます。
しかし、一番右とその隣りの窓の真ん中あたりにあの出っ張りがあるため、それより右側には光が届かないのです。
「端まで届けばいいんだろ? じゃぁこれでどうだっ!」
出っ張りを避けるように単品のLEDを追加し、接続しました。
テスト点灯では、ホラ、この通りっ!
キレイに光っています。
「やったぜっ!」
と喜んだのもつかの間、取り付けてみると何故か、単品LEDと一つ減らしたLEDだけが明るく光り、キチンとした三連のLEDは暗く光るだけでした・・・。
「う~ん、確か前に同じようなことがあったような、 分からん・・・」
今日は、めでたし、めでたしとはなりませんでした・・・。