東武 6050系 車内全体を光らせるっ! 4-3(テープLED・継ぎはぎバタバタ編)
6050系の室内灯の続き(4-3)です。
単体ユニットを諦め、やはりテープLEDだけを使うことにしました。
しかし下図のように、300連×2では約15ミリほど隙間が空いてしまいます(画像では20ミリ程度ですが、屋根に押し付けると15ミリ程度になります)。
この15ミリの隙間を埋めたいっ!
何とか知恵を絞ります。
そしてある方法を思いつきました。
もう一つ持っているテープLED、600連(黒い方です)。
それを二つ使い、さらに銅線を使って全体の長さを伸ばしました。
これで、車内全体の長さとほぼ同じになりました。
「よっしゃぁ、これで良しっ!」
と意気込んで点灯させてみると・・・。
なぜか600連の方しか点灯しません。
「何で? 何でじゃよぉっ?!」
もうここまで来たら、勢いです。
300連を使うのを止め、全て600連に付け替えました。
同じものなら、きっと点くはずです。
LEDの間隔が、狭いところと広いところが出来てしまいましたが、予想通りしっかり全部点灯。
しかし困ったのはブリッジダイオードを付ける位置です。
LED同士の間隔が狭いため、通常のブリッジダイオードでは拡げなくていい足を、大きく拡げないと付けられません。
足はもともと右のように立っています。
それを横に倒し、なおかつ、左右に拡げていきます。
この作業で、足を何度か折ったことがあるので注意します。
「よっしゃぁ、次にいくでぇ~」
何とか付け終えた私は、大きく肩を回し、次の作業に取り掛かろうとしました。
後はボディ内を通電させればOK。
先日考案した、窓枠や扉の陰に隠れるよう方法を使います。
この方法ですと、屋根裏からの通電の際に外から見えません。
今までのヒラメキの中でも、トップクラスのヒラメキです。
気持ちも明るく、それに取り掛かろうとした、まさにその時っ!
音もなく、ブリッジダイオードの足が折れたのですっ!
「うぉっ? マジ・・・」
驚いた私の声は、深く暗く、夜中二時半の闇に響きました。
「やったる、やったるで・・・」
その数秒後に響いたつぶやきは、まさに挑戦者の決意の声でした(大げさや)。
「もしかしたら、俺は神の手を持っているのか?」
そう、折れた部分を、ブリッジダイオードに残った、あの短い切れ端に付け直したのですっ!
これを神の手と言わずして何というのでしょう(だから大げさだって)。
試しに通電してみると、キチンと均等に光ります。
「よっしゃぁ、やるでぇっ!」
ついに最後の作業、ボディ内の通電作業に取り掛かります。
車内全体を光らせるっ! 4-2(テープLED+単体ユニット編)