Tomix 台車の集電改良?
台車から室内に電気を通す方法は、Kato方式とTomix方式に大きく分かれると思います。
今回、使ったのはオハ50(Tomix)です。
Kato方式は車輪の両端の軸を使うので、転がり抵抗がそんなに大きくなりませんが、Tomix 方式は、台車に取り付けたスプリングで集電板を車輪に押し付ける形なので、どうしても抵抗が大きくなってしまいます。
車両を乗せるガイドの上から離しても、ほとんど走ってくれません。
電気を確実に通す、という点では優れていると思うのですが・・・。
製造する立場の人も、苦労していることでしょう。
素人ながら、何とかならないかと考えてみました。
スプリングを外して走らせてみました。
おぉっ!
こんなに走るんですねっ!
でもこれでは、室内まで通電してくれません(笑)
台車を裏返したところ。
マスキングテープで、集電板を上に押し上げるように固定してみたらどうでしょう?
そうすれば、スプリングで上から押されても車輪への抵抗はないはずです。
こんな感じでやってみました。
画面では大きく見えますが、テープの幅は約3ミリです。
う~ん、細かいっ!
左右両方に取り付けたところ。
写真を一つ外した方がやりやすかったです。
この後、スプリングを戻せは終了。
ここで一番時間がかかってしまいました。
テープが、スプリングの穴まで届いてしまうとスプリングが入りません(泣っ)!
はさみの先で微調整して何とかはめ込みました。
もう一つの台車も同じ作業を施し、台車を戻して完成。
さぁ、転がり抵抗は改善されているでしょうか?
ほんのちょっと改善(笑)。
寂しい限りです。
もうちょっと走ると思ったんだけどなぁ・・・。
一応、通電も確認してみましょう。
取り付けた室内灯はキチンと光ります。
と言うことは、集電板を台車の一番上に押し付けても
集電することが確認されました。
これだけでも、収穫としましょう・・・。