東武 8000系 メンテ・掃除(MA)
東武 8000系の中古を買いました。
中間M車のみです。
ジャンク扱いだったので試走させてみたところ、ギクシャクとしか走りません。
それどころか、走ってすぐに止まってしまいます。
これでは満足に走らせることも出来ず、見ていてイライラしてしまいます(笑)。
「MA社だよな、最近よく手入れしてるので、分解方法や手入れの方法も分かる。きちんと手入れすればきっと走るっ!」
と心で叫び、1.080円を払いました(笑)。
ボディを外し、そのまま下まわりの座席部分(緑の部分)を外していきます。
座席部分を裏側にしたところです。
「うゎっ!」
私は思わず声を出してしまいました。
裏側に付いている導電板が、ひどく汚れているのです。
しかも片方は剥がれかけ。
私の目で見ても、これでは上手く通電しそうもありません。
「これは、強敵だな・・・」
早くも長期戦の予感。
手入れに慣れている人なら違うかもしれませんが、私はいつも、やっとの思いで手入れしています。
まだまだ技術は未熟ですから。
まずは両面テープを使って、導電板を固定。
画像では何も付いていないようですが、両面テープで導電板を張り付けています。
導電板が固定出来たところで、いよいよ磨きに入ります。
使ったのはコンパウンド。
研磨剤が入っているので、頑固な汚れも落とせそうです。
「おぉ、落ちるやんかっ!」
画像では分かりにくいですが、グレーの布の右端が汚れています。
30秒くらいしか擦っていないのにすでにこうなるとは・・・。
やはり長期戦か?
続いて台車の手入れに移ります。
先のとがったもので、台車を押さえているスペーサーを外します。
これは、MA社独自の留め方ですね。
これを外さずに無理やり台車を引っ張り、壊しそうになったことが何度かありました(笑)。
でも、もうやりませんよ。
私も少しだけ、成長しましたから(笑)。
カプラー受けが、ねじで止まっているのもMA社だけでしょうか?
これも外しておきましょう。
スイマセン、台車を分解する途中経過を撮り忘れました・・・。
前後の爪を外しながら、左右の導電シューも上手いこと外して・・・。
文だけで書くと長くなりそうなので、また、違う時に詳しく書きますね・・・。
ま、こんな感じで台車の分解完了です。
導電板同様、コンパウンドで金属部分を磨いていきます。
山のように出っ張ったところ、車輪軸を受けるところなど、接点になりそうなところは特に入念に。
同じように、車輪の出っ張りもコンパウンド。
車輪の出っ張りは尖がっているので、布で拭くとそこを突き抜けてくるので、けっこう痛いです(笑)
「キレイに回ってねぇ~」
モーターから伸びているジョイント部分にも注油。
少しでもスムースに回って欲しいですからね。
こちらは、タミヤの「セラグリス」を使用しました。
最後にモーター軸の根元にも注油しました。
先日、GM社のモーター内にまで油を入れて壊しているので、こちらには液体のユニオイルではなく、ペースト状のセラグリスを使います。
さて結果は?
はい、絶好調ですよっ!