EF65 カプラー交換 アーノルド⇒SHINKYOへ (Tomix 旧製品)
新しいものは高いので、我が家には旧製品のモデルが多数あります。
むしろ、新品で買ったモノの方が少ないくらいです(笑)。
それでも、カプラーを交換したり室内灯を付けたりしてディティールアップすれば、それなりにいい感じになる気がします。
EF65です。
前期・後期や、500番台・1000番台など様々なモデルが出ているようですが、私にはよく分かりません(調べればいいのでしょうけど、やってません・・・)。
上記の三台は、どれもTomix製、旧製品。
もちろんフライホイールではありませんし、カプラーも台車マウント。
アーノルドのマグネティックカプラーです。
買った時期は違いますが、値段はどれも1.080円でした。
左のモノは屋上に色挿しあり、真ん中はカプラーが付いてない上にパンタが土台しかありません。
右に至っては、パンタが土台ごとありませんし、中間台車も欠損していました。
年代物がこんな状態でも商品になること自体、すごいと思いますが、
買う人がいるから値が付いてしまうのでしょう。
そうか、買わなきゃいいのね・・・(笑)。
話が本題から逸れました。
そうそう、ディティールアップの話です。
カプラーを交換しました。
アーノルドから他のモノに替えるのですが、所有車両はKato製が多いため、Tomix製のカプラーに交換しても連結することが出来ません。
なので第三のカプラー、「SHINKYO」カプラーの登場です。
袋から取り出した図。
違う記事でも書いた通り、Kato製、Tomix製のどちらにも連結できるとてもうれしいカプラーです。
作り方は、Tomix製のように二つの部品を縦に重ねて一つにするタイプ。
カプラーを組み立てる時にいつも感じますが、本当に細かい作業です。
片方だけをランナーから外し、もう片方に重ねます。
と簡単に書きましたが、細かいので作業は難航。
あ~、くたびれる・・・。
せっかくはめ込んだのに、違うものを取り付けている間に勝手に分割されてしまうモノも多くありました。
「何で外れるんじゃぁっ!」
そう心で叫びながら接着剤で補強します。
細かい作業は、怒ったら負けです(笑)。
さて、いよいよ交換にとりかかります。
三台の中で、パンタ等が一番まともな「色挿し」を選びました。
まぁ、どの部品もすぐに替えられるのでどれでも一緒なのですが(笑)。
ボディから台車を外します。
そのままスカートも脱がし、チガッタ、外します。
中央にある四角い箱の中でカプラーが上下します。
マグネットでカプラーを上下させるなんて、誰が考えたのでしょう?
その視点は、素晴らしいですね。
台車をバラします。
肝心のカプラーの根元部分が見えてきました。
さぁ、いよいよ交換です。
SHINKYOカプラーです。
もともとのカプラーが付いていた、四角いスペースに差し込んでみたところ、奥まで入りません。
スペースも余りまくりです。
困ったことになりました。
どう考えても、このままでは取り付けられそうもありません。
0.9mmの銅線です。
何に使うかと言うと・・・。
マグネティックカプラーの可動部分に差し込みます。
四角いスペースは凹凸がないため、引っ張るだけでカプラーが出てきてしまいます。
カプラーが前に出てこないよう、ストッパーを作るのです。
カプラーのお尻に付いている出っ張りを切り落とします。
これで、奥まで入るはず・・・。
しかし、まだまだ四角いボックスはスカスカです。
0.29mmの銅線。
もう一つ、少し細い銅線を用意しました。
これをお尻が短くなったSINKYOカプラーに巻き付けます。
これと先ほどの銅線を結び付け、固定しようと思ったのですが、まだまだスペースがたくさんあります。
それならば、と用意したのがこれ。
Tomix製の密自連TNカプラーです。
「え? SHINKYOカプラーを使うんじゃないの?」
はい、その通りです。
使うのは、この一緒に入っていた「スペーサー」。
これを使ったのですが・・・。
銅線同士を繋げても上手くいかず、スペーサーを使ってもスペースを
埋めることは出来ませんでした。
なので・・・。
ねり消しの登場です。
二つの銅線もスペーサーもどちらも必要ありません(笑)。
ぎゅっぎゅっと押し込むだけで、十分な強度が出てます。
ホラ、言わなきゃねり消しを使ったなんて、分からんでしょ?
え? 分かる?
EF65自体が「色挿し」じゃなくなっていることも?
バ、バれたか・・・。