東武 6050系 分解・確認(GM 4553)
お値打ち価格(M車付きで 8.640円)で買った東武 6050系を、分解してみました。
白地に赤とオレンジ。
端正な顔つきに、思わずニッコリしてしまいます。
何故、分解することになったかというと、
走りがあまり良くないのです。
GM社(グリーンマックス社)の製品は初めての購入だったので、勉強も兼ねて分解してみることにしました。
バラしたのは動力車。
ボディの外し方は、電車や客車の場合は、どの会社のモノも同じですね。
室内は、座席も何もなくすっきりとしています。
赤丸で囲ったところで、カプラーをつけるスカートを固定していました。
このスカートの下を含め、下まわりのカバーは、5ヵ所の「ツメ」で固定されています。
その「ツメ」を全て外したのですが、なかなかカバーが取れません。
「何でじゃ?」
と台車を外してみたところ、あらら、赤丸の部分で台車を固定していました。
左右のツメと台車、計12ヵ所で固定していたんですね。
勉強になりました(笑)。
皆さ~ん、外れないからといって、力任せに外そうとしちゃダメですよっ!
私は念には念を入れながら外したので、ツメを折らずに済みました(いや、済んでないし)。
やっとカバーが外れました。
台車の上に伸びるシャフトを確認。
真ん中のカバーの下に、おそらくモーターがあるはず。
さぁ、どんな構造でしょう?
何とモーターが二つっ!
こんな構造だったんですね。
初めて知りました。
でも他社では、モーターを二つも使っていません。
「一つでも走るんじゃね?」
試しに一つ、抜いてみました。
モーターを抜いて、組み直しました。
そして走らせてみました。
しかし・・・。
確かに静かになったのですが、モーターの力が弱く、T車を一つ曳くのにもモーターが唸り声を上げてきます。
このままだとギアをすり減らし、最悪、交換となるかもしれません。
仕方なく、元の仕様に戻しましたとさ(笑)。