第三のカプラー(シンキョ―カプラー)
大手二社の考え方からか、アーノルド以外ではカプラーの互換性がないことが多いですよね。
加工したり、工夫したりで皆さん苦労しておられます。
その二つのどちらにもつなげられる、第三のカプラーがあるとしたら?
「え? そんなのあるの?」
はい、それがあるんです。
南洋物産と言う、台湾製のモノです。
一般に、「SHINKYO カプラー(以下、Sカプラー)」と呼ばれています。
「本当にそんな便利なカプラーがあるの?
そんな和洋折衷のようなおいしい話が?」
私はどちらかというと疑い深い方。
半信半疑のまま、取り付けにかかりました。
12系客車と貨物車「ワフ」。
どちらもカトー製です。
これらに取り付けて、二社の動力車につなげてみたいと思います。
ねじ止めしてある台車を外します。
密接Aが、付いていますね。
KATO Nゲージ KATOカプラー密連形A黒 20個入 11-703 鉄道模型用品
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手前にあるのが「Sカプラー」。
上手く付くのでしょうか?
いきなり加工(笑)。
カプラーポケット(カプラーを取り付ける部分)の中に突起があり、後ろのでっぱりが当たってしまいました。
なので、そこを切り取ります。
あらら、押し込んでいるうちにカプラーがばらけてしまいました。
ものによってはばらけやすいので、接着剤で止めた方がいいかもしれません(個体差が大きかったです)。
細かいの、苦手なんだよなぁ・・・。
せっかく、はめたのになぁ・・・。
さぁ、気を取り直して頑張りましょうっ!
失敗は成功の元と言いますが、未然に防げるものがあるのなら防いだ方がいい。
もう一度取り付ける前に、カプラーポケットを注視しました。
上からSカプラーをあてがってみた時にフト、あることに気が付きました。
「これ? バネを入れないとスカスカかも?」
目視でも、カプラーと突起の間が空いていることがわかります。
技術的には難しくなりましたが、バネを入れてから取り付けることにしました。
取り付け完了。
やはりバネがあった方がいいみたいです。
今回は、珍しく勘が冴えました(笑)。
うん、見た目もいいっ!
小ぶりでスッキリしています。
さて連結は?
カトーのEF65。
うん、大丈夫。
しっかり噛みあっています。
続けてトミックスです。
ED76。
おぉ、こちらも大丈夫だ。
魔法のカプラーだぁ・・・。
さて、貨物車はどうでしょう?
こちらは、普通のアーノルドが付いています。
さあ、分解しましょう。
分解完了。
16秒の作業でした(笑)。
さあ、次は交換作業ですよ。
こちらのカプラーポケットにはピッタリ。
加工の必要はなさそうです。
先日、違う貨物車でカプラー交換をしたばかりだったので、取り付け時間も短くなりました。
何と、約7秒っ!
一けた台が出ましたっ(笑)!!
Sカプラーへの交換があまりにもスムーズだったので、違う作業もしてしまいました(笑)。
反対側のアーノルドの交換です。
KATO Nゲージ KATOカプラーN JP A黒 20個入 11-721 鉄道模型用品
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一袋に20個も入っているので、お得に感じます。
私、もしかしたらプロになれるかも?
こちらも一けた台が出ました(笑)。
あ、そうだ。
せっかくなんで、Sカプラー同士の連結も。
これもしっかりつなが・・・
え? 当たり前?
あ、そう・・・。